椎間板ヘルニアの疑いがある場合、画像診断がその決定の決め手となります。
椎間板ヘルニアの画像診断では、レントゲンやCTなどを用いますが、最も正確な診断方法と言われているのはmri診断です。
mri検査では、椎間板ヘルニアの有無はもちろんのこと、その症状の進行具合、椎間板ヘルニアの痛みの原因となっている神経圧迫の状態までが鮮明に映し出されます。
mri検査では、身体の各組織に含まれている水素分子の変化を磁気によって測定します。
そして、それをコンピュータで処理する医療用検査装置がmriです。
撮影は専用のベッドの上で寝ているだけで済み、痛みもありませんが、撮影に時間がかかるという欠点があるため、多くの病院ではCT検査の結果と照合して、上手く結果を出すようにしているようです。
その他のmriの特徴としては、軟部組織のコントラストがよい、組織の形態情報を得ることができる、生化学的な機能情報を得ることができる、生体内のプロトンに関する情報による構成のため、骨によるアーチファクトがない、などが上げられます。
また、短所としては、撮像に要する時間が長い、動きや血流などの影響を受け、アーチファクトが生じる、被検者が磁場内に入るため、ペースメーカーや外科用クリップなどを装着している方の撮影は無理、骨や石灰化病変などの描出性能が低いなどがあります。
mriについては、基本的には濃淡を持った白黒画像として処理され、出力されます。
また、体内の詳細を見ることが出来るという感じが大きいですが、通常の撮影方法の場合では256ピクセル×256ピクセル程度のものです。
これをデジタルカメラの画素数に換算すればおよそ6.6万画素という低い解像度です。
しかし、最近では512×512ピクセルの出力が出来るものも普及してきているようです。
今後はより解像度を高め、クリアな画像を提供出来るものが主流になってくると思われます。

