椎間板ヘルニアは手術をしなくても治る
当サイトをご覧いただきありがとうございます。当サイトは、腰痛治療の名医、中川卓爾先生の監修の元、作成されております。
中川卓爾先生は、30年間で50万人以上の腰痛患者を薬を使わず、手術もせず、人の自然治癒力だけで改善させてきた先生です。
腰痛の中でも特に辛い症状である椎間板ヘルニアになると、腰の痛みから始まり、臀部の痛み、脚のしびれが出ます。また症状が酷くなると、寝返りすら打てなくなったり、歩行困難になることがあります。
ここまで症状が悪化すると大抵の場合、手術を勧められます。ですが、手術は選択しない方が賢明です。何故ならば、手術をしたとしても全開する保証はどこにもないですし、再発する可能性の方が高いからです。
もし、当サイトを初めてご覧いただき、椎間板ヘルニアの手術を考えている方がいるとしたら、手術は選択しないことをお勧めします、再発は避けられないと思います。
では、一体どうしたらいいのか。当サイトでは、手術をしなくても椎間板ヘルニアを改善できる中川卓爾先生の治療法をご紹介しております。
まずはこのままページを読み進めてください。あなたのその辛い椎間板ヘルニアを改善する具体的な方法をお伝えしていきます。
当サイトをご覧いただき、あなたの椎間板ヘルニアが1日でも早く良くなることを、スタッフ一同、心より願っております。
ニュース 手術に失敗し病院側に1620万円の賠償命令
「医療法人 松寿会 松永整形外科医院」で椎間板ヘルニアの手術を行った福岡県岡恒町に住む68歳の女性が、術後に右足が麻痺したとして、2400万円の損害賠償の訴訟を福岡地裁に起こしたとニュースで話題になりました。
これに対し判決が下り、福岡地裁小倉支部は原告側の主張を認め、病院側に1620万円の損害賠償の支払いを命じました。
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椎間板ヘルニア手術で病院側に1620万円の賠償命令 詳しい記事はこちらから
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福岡地裁小倉支部判決,不適切な位置の固定具をすみやかに除去しなかった事案
上記の例のように、椎間板ヘルニアは手術をしたとしても治る保証はどこにも無いですし、逆に手術をしたことによって、後遺症が残る方は多くいらっしゃいます。
実際、私も独立をする前にある病院の「整形外科器 械機能訓練室長」として10年近く勤務をしておりましたが、このようなことは現場で実際に目にしたことがあります。
今回は公に大きく取り上げられましたが、実際はなかなか公に出てこないのが現状なだけであって、水面下では今回のようなことは、どの病院でも起こっているように感じます。
覚悟を決めて手術に踏み切ったのに
「状態が変わらなかったり」、「手術をする前より状態が悪くなったり」、「後遺症が残ったり」など、ただ公に出てこない理由としては、患者さんが担当医に強く言えなかったり、言ったとしても上手く丸め込められてしまっている現状があるように思います。
私のところに来られる患者様の中で、
「手術をしたのに痛みが再発した」「手術をして後遺症が残った」、「手術をする前よりも状態が悪くなった」と、駆け込んでくる患者さんは大勢います。
やはり椎間板ヘルニアの手術は危険ですから、私は手術を絶対にお勧めしません。それよりも、どんなに酷い椎間板ヘルニアだったとしても、
椎間板ヘルニアは手術をしなくても改善することができるということを多くの方に知って頂きたいのです。
実際、私のところに来た患者様の中で
「何年も車椅子生活を送っていた方」、「ベットから何ヶ月も起き上がることができなかった方」、このような方達が日常生活を取り戻せるまでに回復した事例はいくつもあります。
またそれだけでなく、中には完全回復し、毎年フルマラソンに参加出来るようになった方もいます。ですから、諦めて欲しくないのです。椎間板ヘルニアは手術をしなくても改善できるということを多くの方に知って頂きたいのです。
椎間板ヘルニアはこのようにして起こる
患者様のお声
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(1分52秒)
監修 中川卓爾 自己紹介
中川卓爾先生 書籍一覧
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椎間板ヘルニアの原因について
椎間板ヘルニアの原因は、腰椎にかかる「縦のストレス」と「反るストレス」。この2つの原因によって起こります。
「縦のストレス」とは、長時間不自然な姿勢でいたり、座りっぱなしでいると自分の体重を腰椎で支え続け、大きなストレスがかかります。これは、現代人の生活環境に大きく関わっています。
「反るストレス」とは、前かがみで重い物を持ち上げたり、激しいスポーツをして腰を捻ったりするストレスを指します。
この2つの原因により、椎間板の中にある髄核が圧迫され、飛び出した髄核が神経を刺激します。坐骨神経に圧迫が加わると、腰が痛い、足が痺れるといった症状が表れます。
坐骨神経とは、「第四腰椎」と「第五腰椎」の間にある神経と、「第五腰椎」と「第一仙椎」の間にある神経を指します。
椎間板ヘルニアが起こる原因を、あんこ餅を使って説明すると、分かりやいと思いますので、例に上げてご説明していきます。まず、出来立てのあんこ餅を手の平の上に乗せ「ギュ~」と力を入れて押さえてみて下さい。
皮の薄いところからあんこが出てくると思います。椎間板ヘルニアもこれと同じ原理で起こっており、椎間板に圧力が加わって、中の髄核が飛び出し、坐骨神経を圧迫している状態を「椎間板ヘルニア」と言います。
下の絵をご覧になって見て下さい。このように縦のストレスなどで、椎間板が飛び出し、坐骨神経を圧迫している状態のことを「椎間板ヘルニア」と言います。
椎間板ヘルニアの起こりやすい場所は、第四腰椎と第五腰椎の間にある第四椎間板が最も多く、ついで第五腰椎と仙骨の間の第五椎間板です。
この図のように腰椎の中にある椎間板が飛び出し、坐骨神経を圧迫していると、腰が痛い足が痺れるといった症状が出ます。
若い人に非常に多い椎間板ヘルニア
では、どんな人が椎間板ヘルニアになりやすいのでしょうか。患者さんを調べてみると、けっして肉体労働をする人や、激しいスポーツをする人ばかりでなく、ごく普通のサラリーマンや主婦がたくさんいます。
そのような患者さんを分析してみますと、生まれつき腰椎や椎間板などに異常があったり、弱かったりする人以外は、姿勢が悪かったり、運動不足によって、腹筋や背筋が弱く、
自分を鍛えることを忘れている人が多い傾向にあります。
年齢も20~30歳代の若い人が多いのです。毎日、毎日仕事に追われるサラリーマンや不規則な生活をしている学生さんなど、本当なら一番元気に活躍しなければいけない人が多いのはなぜでしょう。
これは文句なしに、現代人の生活環境が大きく関わっています。普段から「歩かない」、「運動しない」、「食生活の乱れ」、このような原因が大きく挙げられます。
椎間板ヘルニアの診断の決め手となる特徴
以下は、椎間板ヘルニアの診断の決め手となる4つの特徴です。あなたの症状と照らし合わせてみて下さい。
① 痛みをカバーしようとしてへっぴり腰になり、体が痛い方へ傾く。
② せきやくしゃみなど、腹圧をかけるような動作をすると痛みが響く。
痛みの出るところは突出場所で異なりますが、一番多いのは、坐骨神経の走っている場所、大腿の後ろ、脛の外側、足の甲、踵などです。
③ 膝を真っすぐに伸ばして前かがみになるのが苦痛になる。
これは坐骨神経が上下に引っ張られ、緊張が強くなるためで、患者さんをベットに仰向けに寝かせ、痛みや痺れのある方の足を伸ばしたまま足を持ち上げると、20~30度くらい上げただけで痛みを訴えます。
④ 神経麻痺がある。
坐骨神経痛の圧迫によって、ヘルニアのある部分の皮膚に痺れを感じたり、アキレス腱の反射や膝のお皿の下にある膝蓋腱反射が弱くなったり、無くなったりします。この他、筋力、特に足の第一趾を曲げたりする力が弱ってしまいます。
もし、あなたがこの中の症状に一つでも当てはまるのであれば、「椎間板ヘルニア」の疑いがあります。
手術をしても再発してしまう人が多い理由
何故、手術をしても再発してしまう方があまりにも多いのか、その原因について考えてみましょう。一般的に飛び出した椎間板を手術で切除して、神経の圧迫を取り除けば、痛みは取れるというのが見解です。
しかし、ここで一つの疑問が出てきます。何故、手術をしたのにも関わらず、再発してしまう人があまりに多いのかという疑問です。ですが、これも簡単な原理で、答えは最初から分かっています。
先程、あんこ餅を例に椎間板ヘルニアが起こる原因を説明しましたが、その圧迫をしている、あんこ(椎間板)を切除したからといって、「縦のストレス」や「反るストレス」で潰されたあんこ餅は潰れたままです。
一時的に神経を圧迫していた椎間板を切除しますから、確かに痺れなどは取れます。ですが、潰れてしまっている椎間板はそのままです。
圧迫している椎間板を取ったところで、潰れたままの椎間板はそのままですから、手術をしても再発してしまうのです。その潰された椎間板をなんとかしない限り、いつかは痛みが再発してしまう簡単な原理です。
椎間板ヘルニアの正しい治療法
椎間板ヘルニアの対処法ですが、朝歯磨きをする時にチューブから出し過ぎた際、圧力をかけるのを止めれば、引っ込みます。
それと同じ原理で、ストレッチをしていくと腰椎の後ろが開きます。ストレッチをすることにより、椎間板を押し出している力を弱めます。
つまり、椎間板の中を陰圧にします。そうすると、椎間板の神経を押している髄核の力が弱まり、それだけで随分楽になるのです。
そして、ストレッチを繰り返すことにより、坐骨神経を圧迫している髄核を擦り減らしていきます。人間には自然治癒力が備わっていて、擦り減らしたカスを食べてくれる細胞がいます。この簡単な原理を使い、椎間板ヘルニアの痛みに対処していくのです。
当サイトでお薦めしている「中川式ストレッチ」は、今までに医者から見放された重症な椎間板ヘルニア患者さんを含む、延べ50万人以上の腰痛患者さんを改善させてきた実績のあるストレッチ法です。
もし、あなたの椎間板ヘルニアがどこに行っても改善されないのであれば、ぜひ一度試されることをお薦め致します。