各地域の治療について
椎間板ヘルニアの治療を行うときの医師選択について
椎間板ヘルニアのようは重い病気には絶対に腕のよい医師の治療を要する、と言う方は多くいます。またこれはもちろん当たり前のことですが、実際医師の選定基準はこうあるべきと思っていてもそう簡単に決まるものではありません。また医師の選択基準も人それぞれです。椎間板ヘルニアの治療にあまり前向きになるのも結果によっては後で困るだろう、という方もいますし、椎間板ヘルニアの治療をお願いしたいと思う印象というものにも差があります。
例えば通院が楽だからということで近所の整形外科の医師がいいという考え方をされる方も多いようですし、名医にも患者さんによってはコミュニケーションが取りずらくなる場合も考えられます。医師としての人柄がとても好感的だった、ということでもいいと思います。
もちろん実績や技術もある程度は大切です。開業して間もないところよりも、椎間板ヘルニアの症例数が豊富で、かつ椎間板ヘルニア手術の成功率も抜群であれば、どちらを選ぶかの答えは既に決まっています。また医療の技術は日進月歩で進歩していると言われていますので、若い医師にもメリットはたくさんあります。特に設備が整ったところ、最新の医療機器が勢ぞろいしている、と聞けば傾いてしまう方も多いようです。
セカンドオピニオンやインフォームドコンセントなど、椎間板ヘルニアの治療にあたって得ておくべき基本的な概念も大切にしなければなりません。椎間板ヘルニアの手術の必要性が濃いと判断されたのであれば、他の病院でもその是正を判断してもらうことが可能ですし、これは医師にとっては屈辱でも何でもありません。
また、椎間板ヘルニアの手術についてのリスクを詳細につきつめておくことも大切です。インターネットでは一般社団法人日本脊椎脊髄病学会のデータを閲覧することも可能です。この学会には医師の認定制度があり、認定医であればまず間違いはないだろう、とも言われています。椎間板ヘルニアとはどのような病気かを知ることも大切です。その知識と実際の状況を照らし、最適な治療法と、最適な医師や治療環境を決定するのがよいことです。