椎間板ヘルニアの手術といえば、レーザー法のことを聞いたことがあるという方は多いのではないでしょうか。レーザー法は腰痛や脚の痺れや痛みなどの原因である椎間板ヘルニアに対する最新の治療方法と言えます。
切開をしない手術と言う方も多いように、保存療法と外科的な手術との昼間に位置するとも言われています。リスクが低い方法で手術することができ、外来としての処置になりますので入院も不要です。
一般にもっとも普及しているのがplddと呼ばれるものです。Percutaneous LASAR Disk Decompression、日本語では経皮的レーザー椎間板減圧術と言います。
椎間板ヘルニアの内部の髄核へ直接注射をすることで、その髄核を蒸発させて空洞を作り、はみ出してしまった残りの髄核が収まるように促します。時間もわずか15分程度で、術後3時間程度安静にするだけで帰ることができます。
しかし、髄核の飛び出しに癒着が見られ、椎間板へ戻る気配がない、などの大きな椎間板ヘルニア症状には効き目がないとも言われています。その場合、従来の方法である切開手術をしなくてはなりません。
plddの弱点としては、髄核の飛び出しが小さいものであれば、十分対応することが出来ますが、髄核の飛び出しが大きいものには対応出来ないという点です。また、いくらpldd手術が成功したとしても、再発をしてしまうリスクがあるという2点にあります。
このplddは最新の方法とも言われていますのが、弱点もいくつかありますので、術前にチェックをしたり、整形外科での診断時にある程度見当をつけておくことが必要になってきます。
また、費用は椎間板ヘルニア1部位につき20万円程度かかると言われています。また、健康保険が適用されません。つまりすべて自費で支払わなければなりません。
高額医療費としても適用されないため、費用が見合わないというケースは多くあるかと思います。
しかし、入院して椎間板ヘルニアの外科手術をしても長くなると費用はかさんできますし、入院して仕事のロスを抱えるよりはかなりメリットが大きいと考える方は多いです。
また、クリニックなどではクレジットカードで支払いが出来るケースも多いようです。リボ払い、分割払いを利用すれば、毎月の支払いも少なくすることは可能になるかと思います。
また、椎間板ヘルニア治療の病院選びのポイントとして、pldd手術の経験数、その成功率、設備の新しさなどが重要になってきます。経験の少ない病院を選んで手術をしてしまうと、後々、後悔することにもなりかねませんので、慎重に選ぶことが大切になってきます。