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リハビリについて


椎間板ヘルニアの治療の基本は安静です。そして、急性期の痛みが引いてくると、リハビリなどを効果的に継続されるようにと勧められます。

保存療法の他にも、鍼灸や整体など様々な方法がありますが、筋肉をほぐしたり脚の筋力を正常な状態に戻すためにリハビリは欠かせません。

またリハビリは、医師の力を借りずに患者さん自身の力で行うべきものですので、強い自覚を持って望むことが必要になります。

椎間板ヘルニアの主なメニューは、腰周りの腹筋や背中の筋肉のトレーニングなどです。気を付けて欲しいのは、強化するための運動と混同しないようにすることです。

出来れば始めはゆっくりと少しずつ行い、徐々に慣れていくことが効果を上げるコツです。入院や手術で弱り、または麻痺などを起こして運動機能自体が低下してしまった脚力の回復は重要です。

出来れば、脚力を強化していかないと、椎間板ヘルニアの合併症として残ってしまう可能性もありますので要注意です。具体的な運動方法として代表的なものに、腹式呼吸があります。

呼吸しやすい姿勢をとって鼻から深呼吸をし、口からゆっくりと息をはくというような単純な方法です。また、散歩やウォーキングの訓練なども、椎間板ヘルニアにはとても有効です。正常な姿勢で15分程度歩くことが目安になります。

ストレッチを取り入れることも良いでしょう。硬くなった筋肉を伸ばしてあげることで、椎間板ヘルニアの再発を防ぐことが出来ます。特にデスクワークを長期間されていた方には最適です。

スポーツセンターやジムなどに通って筋力トレーニングやストレッチ体操をされていたという方ならば、リハビリも比較的取り入れやすいでしょう。コルセットを装着することで弱ってしまう箇所を集中的にトレーニングしたりできます。

特に腰の負担を軽減させるためには、大腿四頭筋やハムストリングを徹底的に鍛えると良いです。大腿四頭筋を鍛えることにより腰をサポートすることが出来るようになります。

その上で、腰回りを強化していけば更に良い効果を得られることとなります。また、栄養補給も大切ですので、サプリメントなどで調整されることもお勧めです。

筋力強化をする上でお薦めのサプリメントはやはりアミノ酸です。補給してから30分程度で栄養素に代わり、体に吸収されます。そして、筋力アップの補助と体のケアにとても役立つサプリメントです。

椎間板ヘルニアでお悩みで、大腿四頭筋やハムストリングを鍛えようと考えている方、もしくは既に実践されている方は、ぜひ摂取することをお勧めしたいと思います。

中川式腰痛治療法