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その他・関連情報1

椎間板ヘルニアの人が気を付けるべき食事や栄養素について


椎間板ヘルニアの治療法の一つである保存療法は自身の自然治癒力を高めることにより椎間板ヘルニアを治療していく方法です。ひたすら安静にしたりストレッチなどの運動をしたりと自然治癒力を上げる方法はいくつもあり、その一つに食事があります。椎間板の回復に使われる栄養を食事やサプリメントを利用して効率よく摂取していくことで回復を早めていきます。

椎間板の回復のために取るべき栄養素はいくつもあり、主なものとしてはコラーゲン、コンドロイチン、MSM、ヒアルロン酸、ビタミンB12などが上げられます。コラーゲンとヒアルロン酸は椎間板の柔軟性と潤いを保つために必要とされる栄養素で、両方とも鶏肉の皮や軟骨、手羽先、脂といった部位に含まれており、鶏肉を摂る事で効率的に栄養補給が出来ます。

それ以外の食材だとコラーゲンは牛すね肉や豚足、ヒアルロン酸は山芋やオクラなどに多く含まれています。コンドロイチンは椎間板の水分を保持し弾力性を保つ意外にも関節痛や神経痛などにも効果がある栄養素と言われておりヒアルロン酸と同じく山芋やオクラ、その他にはうなぎにも含まれています。

MSMはコラーゲンの弾力性を高めてくれる効果があり、肉類などに含まれて居ますがその量は少なめなのでサプリメントを飲むことで補給する人も多いようです。ビタミンB12は足のしびれに効果があるとされ、シジミやアサリに多く含まれています。

こうした栄養素を摂る事で椎間板ヘルニアの回復を助けることができますが、そうした栄養素を摂りたいばかりに食事の栄養バランスが崩れてしまっては体調が崩れてしまいます。上記の栄養素以外もバランスよく摂取するようにして不足している栄養素はサプリメントを利用するなどして摂る様にしていくと良いでしょう。

それと食べすぎも禁物です。お腹が張るくらい食べたときはお腹の筋肉が張って内臓が引っ張られたり縮んだりすることで椎間板ヘルニアを起こしている背骨も圧迫され、痛みが激しくなることがあります。食事をするときは腹八分目に押さえるようにしておきましょう。