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仕事の影響とは


椎間板ヘルニアと仕事とは切っても切れない間柄であると表現して間違いではなりません。姿勢の悪さなども影響しますが、やはりストレスや寝不足、疲れや忙しさから来る食生活の偏りなど、椎間板ヘルニアの原因はほぼここに集中していると言っても過言ではありません。

また、特に立ちっ放し、座りっ放しの仕事など、同じ姿勢を取り続ける職種に従事される方、重いモノを中腰からいきなり持ち上げるような動作を多くする肉体労働の方、トラックなどの運転手をお仕事とされている方は要注意です。

腰椎の特に第四、第五番目に位置する椎間板は動作の要となる腰椎の動作を滑らかに維持するための大事なポイントです。筋肉が発達していても、酷使することで意外にもろいものであることが感じられるという方も多いでしょう。

椎間板ヘルニアにかかると、立ち続けたり座り続けたりすると鈍い痛みを感じて辛くなったり、椅子から立ち上がるのが面倒になったり、足を触ってもあまり感覚がない、などの症状が多く現れます。

このような症状が出たならば、すぐにでも整形外科で受診してみた方が良いでしょう。椎間板ヘルニアにかかりやすい職種の方にとって、予防対策はもちろん重要です。

その方法としては、背筋や腹筋を常に鍛えて、背骨をきちんとサポートしてやることです。また、カルシウムが不足しがちで、骨が弱くなっているという方は、筋肉だけでは足りないような場合もありますので、食生活を改善して骨を丈夫にすることも大切でしょう。

筋肉トレーニング、ストレッチ体操の他には、水泳や水中歩行が特に効果があると言われています。水中での浮力を利用しながら腰への負担を軽減することができ、その間に他の部位を集中的に鍛えることができます。

あまりハードな泳法をするのはよくありませんが、ゆっくりと泳いだりして筋肉に効果的に負荷をかけることで筋肉もやわらかくなり、程よい疲れで健全な生活を送ることが出来るようになることでしょう。

中川式腰痛治療法