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若年性椎間板ヘルニア


椎間板ヘルニアは、若い方にも起こる可能性が充分にある病気です。また、多くは高齢者の方が発症されますので、若い方に発症した場合、若年性椎間板ヘルニアと呼んでいます。

またこの若年性椎間板ヘルニアでは、椎間板の変性がそれほど重くなく、外側が膨らんだタイプの症状が多いようですが、若い方である分、痛みも大きくなる傾向が強いでしょう。

また、女性よりも男性に多く、また、家族の方に椎間板ヘルニアを発症した方がいるという場合に発症する確立は高いようです。

症状としては高齢者の方同様に脚や腰などに痛みが出ます。その他には坐骨神経痛なども顕著でしょう。

また若い方でも、そのまま治療をせずに放置しておくと、坐骨神経痛がひどくなったり、鎮痛剤も効かないような状態になることもあります。

その結果、内視鏡手術などを受ける場合も多くなり、完治するのに半年以上かかるというケースも少なくないようです。

そして復帰後はスポーツをしてもいいのかどうかという決断に迫られることもあるでしょう。しかし、スポーツをすると言う場合でも、術後3ヶ月程度は安静にしなければならないでしょう。

スポーツをすることで、腰にはある程度またはそれ以上の負荷をかけることになることは必須ですので、出来ればこの安静期間は充分に安静にして、またリハビリをすることが大切です。

昔であれば若い方が腰の病気を患うということは信じられない、と言われていたようですが、最近では骨が弱体化した子供さんが多く、分離症などを13歳頃から発症していたという方はかなりの数に上るようですが、筋肉を酷使し、その後クールダウンしていなかったというケースが最も発症しやすいようです。

また骨の弱体性ばかりではなく、お菓子類を多く食べるなどの食生活の偏りや、肥満傾向、テレビを見る場合の姿勢の悪さなどが多く原因となっているようです。

生活の不規則な時間の取り方なども含めて、改善しなければ再発する恐れはかなり高いと言われています。

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