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10代の椎間板ヘルニア


ここ最近、10代の若者が椎間板ヘルニアにかかってしまう例がとても増えています。10代といえば高校生にも当てはまりますが、高校生で椎間板ヘルニアになってしまうのは、本人にとって、かなりショッキングな出来事になると思います。

部活動、勉強にも身が入らなくなり、安静期に何も出来なくなる、というのはエネルギーが有り余っている高校生にはかなり辛いものです。

高校生で発症した場合、若年性椎間板ヘルニアと診断されることがありますが、その特徴は極めて症状が強いことです。椎間板自体がまだ若く、水分も豊富で内圧が高いですので、髄核が神経を圧迫する範囲も大きくなりがちです。

また、若年層で発症してしまう原因ですが、小学校の頃からスポーツに親しんでいたという例が最も多く、若いがために、我慢しながらでも一生懸命にスポーツをしてきた子が、発症しやすい特徴を持っています。

高校生という時期は、その後の人生に大きく影響を与える時期です。早期回復を目指して手術を決断する場合もありますが、再発を繰り返してしまう場合が多くあります。

また、小学生で発症してしまう例も大変増えていますので、やはり早期発見がもっとも大切です。また、大人ほど腰のケアは万全ではありませんので、常に親の目でしっかりとチェックしていくことが大事です。

また、経済的にも不安が残ります。いくらと子供言っても、治療を行うとなれば、それなりの費用がかかってきます。方針については本人、また家族を交えて、その子の症状に合った最適な方法を見出すことも大切です。

また、一つの療法にかける期間を設定し、その期間内で症状が改善されないのであれば、次の方法を探すようにして、出来るだけ前向きに、だらだらと同じ治療を継続しないような方針を決める、というのも良い方法です。

また、若い発症ですので、様々な代替療法を試行することも可能です。整体や鍼灸なども充分に対応が可能になってくるかと思います。

中川式腰痛治療法