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椎間板ヘルニアになりやすい職業


主に成人してから発症することが多いとされている椎間板ヘルニアですが、数多く存在する職業の中で椎間板ヘルニアを発症しやすいとされる職業がいくつかあります。

まず椎間板ヘルニアを発症する人が多いとされる職業は、長時間狭い空間の中で同じ姿勢を強いられるタクシーや長距離のトラック運転手です。毎日長時間同じ姿勢を拘束されることで、使用する筋肉が限られ衰えていきます。

人は日頃から体を動かすことで自ずと必要な筋肉を鍛えていますが、それが出来ない運転手の仕事は体を支えるための筋肉が衰えていき、必要な筋力がなくなることで椎間板ヘルニアを発症しやすいのです。

似たような理由からもう一つ挙げられるのがパソコンを使った仕事や庶務が基本となるデスクワーク、つまり事務員です。

事務員も一日の大半を椅子に座りっぱなしの状態を強いられるので、腰への負担が日々蓄積していきます。蓄積した負担を緩和させることなくそのままにしておくと炎症が起きやすく、発症確率が高くなります。

このように座りっぱなしの状態が続く仕事に椎間板ヘルニアの発症が高いとされていますが、立ち仕事にも発症しやすい職種があります。

主に立ち仕事で椎間板ヘルニアになりやすいとされているのは、看護師や福祉士などの仕事です。中腰になることが多く人の体重を支えることがあり、瞬間的に激しい負荷も多いので、その分腰への負担も増えるためです。

他にもスポーツ選手なども多く発症します。練習などの際に負荷がかかり蓄積されていくので、若年者のスポーツ選手や会社の所属チームに入っている人は患いやすいようです。

また、スポーツ選手は常に運動時、体に負担がかかっている状態なので、腰痛などの予兆の段階では気づかず椎間板ヘルニアに至ってから気づくという症例も少なくはありません。

どの職業にも少なからず椎間板ヘルニアに繋がる原因はあるので、日々のマッサージやストレッチ、適度な運動を行い、自分自身の体をしっかりとケアすることで、腰椎などにかかる負担を軽減させることが大事です。

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